はじめに

臼杵市は、今からちょうど50年前の昭和42年に

 

スリランカの キャンディ市と、石仏や仏教文化がご縁で姉妹都市の提携をしました。

     

そして昨年はその締結から50周年の節目を迎えました。

 

昨年は両市長から、一時中断していた交流の再開の親書の交換、

そして5月には、スリランカからの使節団を迎え、臼杵市において 

姉妹都市50周年の記念式典も執り行われました。

 

これからの交流を、有意義にかつ発展的な活動にして行くには、

どうしても地元の若い人たちにその一役をになって行かなければなりません。

 

       

同時に故郷で育つ子供達には、若い時にどんどん世界を自分の目で見、

そして物おじしないたくましい感性を身につけ、今後のスリランカとの

交流を発展させてほしいと願っています。

 

あわせて子供達には、友好交流をきっかけとして

広く世界に目を向け、体験を通じた国際感覚の涵養を

培う場となれば、幸いです。

         

 

飾らない普段の生活の中の生活体験交流のはじまり

昨年は、6歳から60代のシニアの方々までの11名の参加で、実施をいたしました。

 

街全体が世界遺産の姉妹都市キャンディでは、姉妹都市関係の方々からの温かいお迎えをいただき、

視聴者訪問、キャンディ湖遊覧、夕食会から

椰子の実収穫のデモンストレーションや熱帯雨林の散策など楽しいひと時を過ごさせていただきました。

そして後半は、日本語を勉強中の若者たちのサポートを受けながら

ホームステイを通して、地元の家族の方々と日常の生活をともにしながら

様々な交流体験を行いました。

2018年友好交流の翼 第2回目の実施計画へ

まだまだ姉妹都市交流は始まったばかりです。

 

現実は、かなり経済格差がありすぐには難しいかもしれませんが

いずれは、現地で私たちを迎えてくれた人たちを

ふる里「臼杵市」にも来ていただき相互交流に発展させていきたい

という願いを持って今年も第2回目を計画中です。

 

あまり構えずに、『普段の生活の中での相互交流』という

流れを、子供たちだけでなく、参加者した大人も体現していきながら

末長い交流関係を築いていければと願います。

 

現地で受け入れてくれる家族には、日本語を一生懸命

勉強中の若者たちのサポートもあり

多少の言葉の壁も、同じ時間を共有し共感をしあう事で

なんの障害にもならないことを経験します。

臼杵市の将来を託さなければならない子供たちの

国際理解へのスタートのきっかけなる『交流の翼』に

していきましょう。

 

 

 

第2回目2018年計画内容へ  (上記をクリック)